のんびりストレスフリー♪ミヤの兄弟子育てブログ

沖縄住みのAB型左利きの3人目妊娠中の私と5歳、3歳の兄弟とのブログ。

保育士不足の原因。元保育所勤務の私がみた現場と今思うこと。

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保育士不足について



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政府は、2017年度中に「待機児童ゼロ」を目指し、今後、20万人分の受け皿を増やそうとしています(厚生労働省「待機児童解消加速化プラン」資料より)。ところが、ハコ=保育園を作っても、働く人=保育士が集まらない。読売新聞が今(2015)年5月、全国の主要自治体にアンケートを行い、「待機児童解消への課題」を複数回答で答えてもらったところ、トップは「保育士が集まらない」(64市区町村)。保育士不足は、かなり深刻なようです(2015年7月5日付朝刊)。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/10522285/

保育士不足を解消するには、保育の現場を知らないといけません。


保育所勤務の理想と現実

20代前半に保育所で勤務をしたことがあります。

こどもと過ごす保育士に憧れをいだき、働きながらこどもと関われるって最高じゃないか!なんて思っていました。


認証保育園の募集があり正社員として入りました。




認証保育所は東京都独自の制度です。
国の基準による従来の認可保育所は、設置基準などから大都市では設置が困難で、また0歳児保育を行わない保育所があるなど、都民の保育ニーズに必ずしも応えられていませんでした。

 そのため東京都では、東京の特性に着目した独自の基準を設定して、多くの企業の参入を促し事業者間の競争を促進することにより、多様化する保育ニーズ応えることができる、新しい方式の保育所、認証保育所制度を創設しました。

http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/contents/tokushu/ninsyo/ninsyo_02.html


保育士資格は持っていなかったため、無資格での正社員。入社して現場で覚えていくという形になります。

※無資格でも、保育の仕事につくことはできます。
無資格者は、保育士とは名乗れません。

わからないところを、質問し近くにいた先生に聞いても「自分で考えてやって」、「他の先生に聞いて」など、明らかにこんなことで聞かないでオーラを出されました。


保育士との知識のちがい、現場での経験不足、こどもに対する対応。書類の書き方。連絡帳の書き方。


保育士(有資格者)のみんなとは明らかにちがいます。当たり前です。私は学校にも行ってないし、独学で保育士試験を突破しようとしているのです。学校でのカリキュラムで教わった保育と、私(無資格者)では同じ土俵にたてるわけがありません。

  • 保育士の学校卒業→保育士になる。
  • 他の職場転々→無資格で保育所へ勤務。


私自身は頑張って環境に馴染もうとしていました。わからないところは、わからないままにしないように同僚や園長にも質問していました。
でも、基本的に質問されたら面倒くさそう。。


質問に答えてくれない。
仕事を教えない。
でも、仕事ができていないと言われる。
これは、職場としてどうなんだ??

入ってすぐに感じました。この職場は私には向いていない。

職場は最悪

これは、私の働いていた職場が特別だったのか?雰囲気が悪すぎたんですね。


女ばかりで、派閥もあり園長は他の職員から嫌われていて陰で文句をいわれ、私もすごくキツイ他のクラスのA先生から無能扱いされ、これもできないの?などいわれ。そのクラスの給食あとの床に散らばったご飯の後片付けを、他のクラスだった私が毎回片付けさせられる。その間A先生は連絡帳を書きながら他の先生と談笑

だんだん職場に行きたくなくなりました。私は当時はまだ若く、言い返すことも、他の友人に相談することもできず、夫にだけ、もう辞めたいと話していました。


A先生の顔を思い出すのも名前を聞くのも嫌。

もう関わりたくない。


朝起きると熱がでるようになり、職場に行くのが嫌になり辞めることにしました。たった数ヶ月で。せっかく正社員で入ったのに、私がもう少し耐えれば良かったのかも。なんて思いましたが、無理して働く職場ではありませんでした


私が入社する1ヶ月前、4人も辞めたそう。あまりにも職場の雰囲気が悪い。私と同じく体調を崩して辞めた。

など聞きました。


全ての職場がこんなに悪いわけありません。私が入ったところは比較的誰でも採用する感じで、当時は珍しい企業内に入った保育所でした。

セキュリティーもばっちり、保育所も新設でキレイでした。


でも、仕事内容うんぬんより、対人関係で私はダウンしてしまいました。


新しい職場に入って、自分には合わない職場だ。と感じたら、ムリして続ける必要はありません。

他の保育所であなたに合う場所はきっとあります。


私は、次探すなら短時間パートで様子をみて、良さそうならパートの時間を延ばすという働き方にしたいと思っています。



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保育士の賃金、労働。


保育士の給料が低すぎるというのはよく聞くと思いますが、私が入社した保育所は初任給で手取り18万円ありました。
保育所の中ではなかなか高い給料。ぶっちゃけ求人情報の中で一番高かったところ。給料の良さにひかれ、面接を受けました。
他の保育所を選んでいたらまた違ったかもしれません。

給料が他と比較してあまりにも高いところは、人手不足だから高くしている可能性があります。

普通の賃金じゃ誰もこない。だから給料を高くしよう。


だからといって今の保育所の賃金の低さを肯定してはいません。


私が入社したところ並みの賃金を確保しないと辞める人はどんどん増えていく。それは当たり前です。

  • 体力勝負(毎日筋肉痛)
  • こどもの安全確保
  • 書類書き。
  • 連絡帳の記入。
  • トイレの補助
  • ご飯やミルクを人数分、お昼寝の時間までに済ませる。
  • お着替えを他の子と間違わないようにきをつける。
  • こどもの体調が悪いかチェックを欠かさない。
  • お昼寝中の呼吸をチェック。

やること目白押し。
勤務時間も長く、責任も重い。でも低賃金

やってられない!ってなりますよね。


誰かに当たりたくなる気持ちもわかります。でも、同僚やこども、父兄にあたるのは人として大間違いです。

  • 職員がころころ変わる。
  • こどもの情緒が安定しない。
  • 泣いたりうろうろするこどもをみるのが大変で保育士はイライラ。

私が働いていた職場のことです。


職員が少なく、辞めてしまうのはその職場よりもっともっと良い職場がある。と見切りをつけているから。

7時半~19時頃までを交代制で働くのは、保育園に預けて働く親にはメリットですが、預かる側としては労働時間も長くなり、負担も大きい。

でも、保育所がないと困る。

  • 賃金をあげ、一般企業のように長く働いたらその分昇給させる。
  • ボーナスもしっかり出す。
  • フルタイム職員、パート職員が無理なく働けるシフト作り。

朝早くと、夜遅くはパートの時給をあげる(資格者)

  • 男性職員を配置。(ドロドロした女社会には、男性がいることで少し緩和)


人員が少ないなら、戻ってきたくなるまたこどもたちと過ごしたくなる環境を作らないといけないのです。


なにより、こどもが楽しく過ごせる場を作るのが保育士の役目でありませんか?


おわりに

私はたった少ししか働いてませんが、こどもたちの笑顔に会うため、また働いてみたいと思っています。

20代前半のこどもを産む前に働いた保育所。今親になり、こどもと過ごしていくなかで保育士は若い先生も良いが私のような子持ち主婦の日頃の経験が生かせる仕事だとおもったのです。




1人のこどもと接するのと、たくさんのこどもを相手にするのは違ってはきますが、新生児~幼児期のこどもの扱いは机上の勉強より、こどもと24時間過ごした母の方が詳しい!


保育士試験に通る前にえらそうにいいましたが、私は何回も落ちていますし、心も強いほうではありません。

でも、こどもといてイライラすることは、少ない。イライラの沸点が低いのが強みだと思っています。

子育て中の主婦は、仕事をしていないブランクがありますが、保育士は子育て経験が生かせる職場です。


今の保育士不足はチャンスではあるのです。


面接で印象が悪くなければ、おそらくすぐお仕事は決まるはず。
でも、無資格で入社してしまうと、有資格者からしても、父兄からしてもやはり不安はあると思います。


私は保育士試験の実技で三回も落ちています。でも、資格を取れば自信はつくし、なにもわからないまま入社した20代前半のあの保育所にいた自分より、何倍も成長していると感じます。


長く働けて、こどもの成長を間近で見守れる素敵な仕事。
憧れて、念願の保育士になった方たちが復職しないのは、ものすごくもったいない。

政府が緩和策をいろいろと考えているようですが、保育士の労働と見合った給料にする。これだけでも、戻ってくる保育士は多いのではないかと思います。


保育士不足だから、保育士を増やそうではなく賃金面、職場の労働時間や、仕事、また職員のギスギスした雰囲気を改善しないといつまでたっても良くなることはありません。


保育所は、こどもの第二の家庭です。
親がいなくてものびのび出来る場所。そのためには、少ない人数でこどもを見守るのは不可能です。


私も頑張って資格をとり、こどもの手が離れたら保育士の仕事をしたいです。


あと1点、あと2点。手が届きかけた保育士資格。資格取得できるよう今年も勉強に励みます。